政府は昨年の10月20日の「未来投資会議」にて、ケアプランを作成するプロセスでAI(人工知能)を活用するための検討を始める方針を明らかにしていました。
セントケア・ホールディングは、国から助成を受けてケアプランづくりにAIを用いる実証研究を進めていましたが、なんとこの度新会社を設立し来年度から提供が開始されるようです!
”日揮やツクイ、社会福祉法人こうほうえんなども出資に加わり、その総額は15億円にのぼる。研究者が立ち上げた米シリコンバレーのActivity Recognition社と事業提携し、精度の高いAIの開発に取り組んでいく”
株式会社シーディーアイの岡本CEOも「要介護度やADLの改善だけが自立ではない。AIを使って何を目指していくのか、そこを誤れば最大のリスクになる。自立という概念を立体的に議論し、価値観を間違わないようにしていきたい」と話されているようです。
「自立支援」において、何が正解かを明確化・制度化・実用化することは非常に難しいことですが、制度の継続性や現代の社会情勢を考慮すると、過去の蓄積されたデータをAIによってうまく活かしパラダイムシフトしていく必要性があります。
混合介護・介護医療院・総合事業・共生型サービスなどなど、H30の改定に向けトピックが目白押しなんですが、こちらも今後も継続してチェックしてシェアしていきたいと思います!