仙台で「機能強化型訪問看護ステーションⅡ」の体制を整備|重症者・看取り・24時間対応をチームで支えます 

2026年5月、ひばり訪問看護ステーション仙台は、機能強化型訪問看護ステーションⅡの算定を開始し、その体制を整えました。

機能強化型訪問看護ステーションⅡとは、24時間対応・重症度の高い方への支援・在宅看取りなど、地域の在宅医療を支える体制が一定の基準を満たしているステーションに認められるものです。

※ 機能強化型Ⅱは医療保険上の枠組みですが、ここで整えた24時間対応・重症度の高い方への支援・在宅看取りなどの体制は、介護保険でご利用の方を含め、関わるすべての方の在宅生活を支える土台になります。

ただ、私たちにとって大切なのは、制度上の認定そのものではなく、その先にあるご相談ひとつひとつです。

ご本人が「できるだけ自宅で過ごしたい」と願うとき。
ご家族が「このまま家で支えられるだろうか」と不安を感じるとき。
病院やケアマネジャー、相談員の皆さまが「在宅での受け入れ先をどう考えるか」と悩まれるとき。

そのひとつひとつの場面で、まず相談していただける存在でありたい —— その思いを、体制という形で改めて整えました。

※ 訪問ルートやご依頼状況によっては、一部のエリアや時間帯で対応できない場合があります。具体的な対応可否はお気軽にお問い合わせください。

機能強化型Ⅱの体制で、これまで以上にお応えしやすくなる4つのこと

重症度の高いご利用者の受け入れ

・医療依存度の高いご利用者(気管切開・人工呼吸器・中心静脈栄養など)
・精神疾患・神経難病・小児など、対応できる事業所が限られるケース

在宅看取りへの対応

看取りを希望するご本人・ご家族の意思を支えるために、看護師が継続的に関わります。「看取りを考えているがどこに相談すれば」という段階から、ご相談いただけます。

24時間・緊急時の対応体制

夜間・休日を含む24時間のオンコール体制を維持しています。「夜間に電話したら本当につながるのか」という点は、紹介元の皆さまが気にされる部分のひとつだと私たちも認識しています。夜間対応の件数・運用については、個別にお問い合わせいただければ具体的にお伝えします。

多職種チームによる一体的な支援

看護師に加え、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)が在籍しており、同一事業所内で連携しています。嚥下支援・ADL訓練・生活動作の再獲得・コミュニケーション支援など、リハビリ目標の見直しも事業所内で連動して組み立て直すことができます。

こんな場面で、ご相談ください

ご担当の患者様、退院調整中の方、あるいはご利用者さんについて、こうした場面に思い当たることはないでしょうか。

退院支援・地域連携室の皆さまへ

  • 気管切開・在宅人工呼吸器・中心静脈栄養など、医療依存度の高い方の退院先を探している。
  • 在宅看取りを希望されているが、急変時の判断や夜間対応に不安がある。
  • 退院日が迫っており、退院前カンファレンスから関わってもらえる連携先を探している。
  • 病院の関係者、訪問先の担当者が情報共有・相談しながら、退院後の生活を支える体制を整えたい。

病院・MSW(医療ソーシャルワーカー)の皆さまへ

  • 身寄りがない方、経済的な事情を抱える方の退院支援で、家族支援の温度感がある事業所を探している。
  • 精神疾患の合併や、生活面・社会面の課題が複合しているケースの引き受け先に迷っている。
  • 退院後のご家族の介護負担や生活再建を、ソーシャルワークの視点と一緒に考えてもらいたい。
  • 退院後の介護・福祉サービスの調整まで見据えたい —— 居宅介護支援・相談支援を同一拠点に備え、看護とあわせて一体的にご相談に応じられます

ケアマネジャー・相談員の皆さまへ

  • 担当されている方の状態が悪化し、医療依存度が上がってきた。
  • 夜間・休日の連絡対応や急変時の判断を、看護師チームに引き受けてもらえる事業所を探している。
  • 看護とリハビリ(PT/OT/ST)の目標を、同じ事業所内で一体的に組み立て直したい。
  • 他事業所では対応が難しいと言われたケースについて、別の選択肢を検討したい。

「まずは一度、状況だけでも聞いてもらいたい」 —— そのようなご相談からで構いません。対応の可否や訪問体制について、ご一緒に検討させていただきます。

ひばりが大切にしていること

ひばりでは、単に医療や機能だけを見るのではなく、その方がどのような毎日を過ごしたいのか、ご家族がどのような不安を抱えているのかを大切にしながら関わっています。

重症であっても、看取りに近い段階であっても、ご家族の介護不安が大きくても、その方の人生によりそった選択肢を用意できるように —— 看護とリハビリ(PT/OT/ST)の多職種チームで、必要な視点を組み合わせて一緒に考えていけることが、私たちが大切にしてきたあり方のひとつだと考えています。

「他で受けてもらえなかった」「対応できる事業所が見つからない」「判断に迷っている」 —— そのような場面ほど、まずは話を聞かせていただきたいと考えています。すべてのケースをすぐにお引き受けできるとは限りませんが、対応の可否を含め、現実的にどうご一緒できるかを一緒に検討させていただきます。

これからも、地域の病院・ケアマネジャー・相談員の皆さまと連携しながら、ご本人・ご家族が安心して在宅で過ごせる選択肢をご一緒に考えてまいります。