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前回に引き続き、医療的ケア児支援法について解説していきたいと思います。
前回は、『医療的ケア児』について解説していきましたが、今回は、『医療的ケア児等コーディネーターってなに?』についてです。
医療的ケア児支援法が施行されて、医療的ケア児等コーディネーターの役割がとても重要になってきます。

医療的ケア児等コーディネーターとは
「医療的ケア児等コーディネーター」とは、医療的ケア児が、在宅で生活していくうえで必要なサービスを調整して、子どもの発達段階に合わせた支援計画をたてて、チームを作っていくという役割があります。
医療的ケア児に「等」が付いていることがポイントで、医療的ケア「児」は成長して、医療的ケア「者」となっていきます。
大人になってからもその人らしく生活していくための支援をしていくという意味も含まれているということです。
また、コーディネーターの役割として、個別的な支援だけではなく、
- 保護者と地域をつなぐ
- 子どもの状況を踏まえて暮らしと制度をつなぐ
- 行政との間をつなぐ
- 地域の関係者全体をつなぐ
のように、地域を耕していき、その地域全体を発展させていく役割も担っています。
コーディネーターの活動で、医療的ケア児者が安心して暮らせる地域になるといいですね!
次回も引き続き解説していきます。