脳出血・脳梗塞などによる後遺症をお持ちの方、あきらめないでください。

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脳出血・脳梗塞などのリハビリ
ひばり訪問看護ステーションでは脳出血・脳梗塞などの脳血管障害の方のリハビリ・療養生活上の看護をサービス提供しています。発症から月日が経ち、俗にいう「プラトー」というこれ以上回復が見込めないという診断を受けても、それから徐々に回復に向かわれる方もいれば、生活環境を変えることで、動ける範囲がガラッと変わって生活に張りが出た、イキイキと暮らせるようになった、という方もいます。

回復とリハビリ

脳血管障害(CVA)の回復期間は4~6ヶ月と言われます。特に3ヶ月くらいまでは回復のスピードは早いですが、その後は回復スピードは遅くなり、1年位経つと上記の「プラトー」になると言っていいでしょう。およそ6ヶ月までは「回復期」と呼び、リハビリを集中的に取り組む必要があります。それ以降は「維持期」となり在宅でのリハビリを訪問看護ステーションの理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)が行い、日常生活でリハビリを行うようになります。またデイケア(通所リハ)・デイサービス(通所介護)などでも集団・個別のリハビリテーションを受けることができます。

在宅でのリハビリ(訪問)

在宅に戻ると身体を動かす機会が減ってしまいますが、回復期を過ぎて維持期に入ってもリハビリを続けることが大切です。また、ご本人の周囲の人が介護しすぎてしまったりすることで、病院で回復した機能が以前の状態に戻ってしまうことになってしまいます。理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)といった国家資格を持ったプロによるリハビリを在宅で行い、身体機能を維持・向上する他、日常生活動作(ADL)をしっかりとご本人で行っていただくように我々がサポートします。

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リハビリ(在宅に訪問)の流れ
・関節可動域(ROM)訓練等
・ベッド上での動き→座る→立ち上がる(何か掴んで立つ・掴まらすに立つ)
・バランス訓練でのさまざまな動作
・動きを分離する、神経を促通し再学習させるアプローチ
・日常生活上の動作に応用する
・運動後のリラクゼーション
・福祉用具(介護保険でのレンタル品or購入品)を使用した訓練

もちろん他にも介入する事項は山程あります。状態はあまり良くない、後遺症が重い方は、ご自身で車椅子に移乗する事を目標に訓練をされる方もいれば、ベッド上ではなく車椅子上で日常生活を送ることを目標にされる方もいます。車椅子生活より杖歩行目指す、杖でトイレに行くことを目標にされる方もいます。その人の状態に合わせたリハビリをマンツーマンで出来るのが、訪問看護ステーションからのPT・OT・STによるリハビリです。現状からどうなりたいのかを相談してみましょう。

ひばり訪問看護ステーション 青戸