高次脳機能障害の訪問看護・リハビリ

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高次脳機能障害とは
脳内出血・脳梗塞・くも膜下出血などの脳血管障害や事故などの脳外傷、脳炎・低酸素脳症によって、記憶・注意力・遂行機能などの認知障害が出現し、日常生活や社会生活への適応が困難になる障害が「高次脳機能障害」です。

様々な「高次脳機能障害」
・注意障害―集中力が続かない
・記憶障害―覚えるのが苦手、すぐ忘れる
・遂行機能障害―段取りが立てられない
・社会的行動障害―感情がコントロール出来ない
・病識欠如―自分は障害を持っていないと思う
・半側空間無視―片側に注意が向かない
・失語―人が何を言っているのか理解できない 読み書きができない
・失行―物の使い方がわからなくなった、服の着かたがわからない
・失認―見たり触ったりしてもそれが何か分からないが聞くと分かる等
・見当識障害―日付や曜日が分からない、よく分かっている場所で迷う

退院後に判明する問題もあります
退院してから、通常の生活に戻りいろいろと判断したり計画を立てたりするようになり初めて問題が発見されることがあります。症状の見えにくさ・症状の表れ方の不規則性・複雑さ・不安定性があげられます。このような特徴は、高次脳機能障害の原因疾患や病巣(脳損傷の部位)の位置・大きさ・個体差・生活環境など幾つもの要因があり、症状の現れ方が一人ひとり異なります。

利用を検討したい
ひばり訪問看護ステーションでは、障害者相談支援事業・障害児等療育支援事業などと共同で、仙台周辺の障害者の訪問看護・リハビリを進めています。医療保険はもちろん労働者災害補償保険制度、身体障害者への医療費助成、指定難病の方への医療費助成などに対応します。40歳以上の方は介護保険も適応になることもあります。ご利用をご検討される際は無料で訪問相談を承ります。是非ご本人・ご家族様の療養上のお悩みをご相談ください。
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介入が難しそうな方でもまずは相談
高次脳機能障害では知的障害も併発している場合も多く、その方に合わせてリハビリを行うのに、困難を極める場合もあります。“ゲーム要素や遊び要素、生きがい・やりがい”をとり入れた身体機能アップのリハビリも提供いたします。介入に対し拒否を続けている方でもサポートしますので、ご検討ください。

ひばり訪問看護ステーション 022-728-8160