ひばり訪問看護のパーキンソン病コラム(3)

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スクリーンショット 2015-07-07 21.18.37今回はパーキンソン病の重症度分類の紹介です!

病気の特徴や経過を本人も支援者もしっかり理解していくことは、安全な在宅生活にも必要不可欠となります!このコラムを読んでいただき少しでもお役に立てればと思います!!

パーキンソン病は進行性の病気であることはコラム①でお伝えいたしました。では、どういった経過をたどっていくのが一般的なのでしょうか??

そんなときに代表的な『Hoehn & Yahr重症度分類』という分類があります。

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図をみてもわかるように、パーキンソン病の症状は、まず片側に出現します。

「四徴候の一つである『振戦』は、初発症状の約60%に認められる。」といった研究データもあるようです。

症状が進行していくとそれが両側に出現し、徐々にスムーズな動作が困難になってきます。

重度化すると、自身での基本動作(起居、移乗、歩行、立ち上がりなどの基本的な動作のこと)ができなくなり、車椅子やベッド上の生活になっていきます。

ちなみに、ヤールⅢ以上になると医療保険での訪問看護が可能になります!

【パーキンソン病の死亡率】

パーキンソン病にかかったからと言って半年や1年で死亡したり寝たきりになったりするような事はありません。今後紹介していきますが、現在では様々な治療薬が研究開発され、現在のパーキンソン病の平均寿命は全体の平均とほとんど変わらないと考えられているようです。

そのため、転倒による骨折などの外傷や、他の病気をしないことはパーキンソン病の経過にとても大切とされています!誤飲して肺炎を起こしたり、便秘で腸閉塞を起こしたりすることもあるので、特徴とされる症状が重篤化しないようにしっかりケアしていきましょう!!

【パーキンソン病の死因】

パーキンソン病患者の死因の1位は肺炎で22%を占めているようです。誤嚥することによって肺炎になってしまう場合が多いようです。ちなみに、『肺炎』は日本人の死因で3位となる年間12万3000人の死因となっています。

パーキンソン病の方の場合、体力(筋力)低下によるものだけではなく、飲み込み時の筋肉の協調的な動きの低下の影響もあるのかもしれませんね。

次回は治療法についてまとめたものをわかりやすく解説していきたいと思います^ ^